住環境デザイン学科では2010年の開設以来、「空間デザイン×環境工学+ IT」をコンセプトに研究・教育活動を行っており、講義や演習では得られない最新の情報や各分野の専門家の豊かな学識に触れる機会として「住環境デザインフォーラム」を開催してまいりました。
 
この度、6/15(土)、大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」学芸員の深田智恵子氏をお招きし、「大阪の長屋　建築・空間・くらし」と題して、第21回住環境デザインフォーラムを開催いたしますので、ここにご案内申し上げます。
 
江戸期の大阪は借家人が８割を超えていたとされており、多くの人が長屋で暮らしていました。
大正から昭和初期にかけて、大阪の市域拡張にともなって開発された住宅地においても、大量の長屋が建設された経緯があり、長屋は大阪の住宅を象徴するものといえます。
講演では、長屋の建築的・空間的な特徴と、居住者のコミュニティや生活慣習などを紐解き、大阪の都市居住の特徴についてお話しいただきます。
 
■講演会詳細
日　時：2024年6月15日（土）15：30～17：00
内　容：『大阪の長屋　建築・空間・くらし』
講　師：深田智恵子氏（大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」学芸員）
会　場： 摂南大学寝屋川キャンパス３号館311教室
※授業としての開催のため、ご希望される本学関係者の方のみの聴講が可能です。