コロナ対策に気をつけて、卒研ゼミで学外見学会を行いました。
今春、新しく大阪に開館した中之島美術館（設計：遠藤克彦）で7月から開催される岡本太郎展の予習として「太陽の塔」の内部を見学しました。
人間の抽象的な姿としての白い外観に対して、内部は壁全面が赤く、生命の歴史が樹木の成長に沿って展開していました。


万博記念公園には、住環境デザイン学科にとって重要な施設である民俗学博物館がありますが、今回は2025年に開催される大阪万博に対して、1970年の大阪万博を知るためにEXPO'70記念館を見学しました。

EXPO'70記念館（鉄鋼館）は、日本の近代建築のデザインを牽引した建築家のひとり前川國男の設計です。


EXPO'70のテーマは「人類の進歩と調和」。

EXPO'70から50年後の今、地球環境に対する「人類の進歩と調和」について、その意義が問われているでしょう。
そこには、住環境デザインの重要な課題がありました。