R科では原則として前期はすべて遠隔授業で進行中です。
ですので、製図室はもぬけの殻で寂しい状態は続いています。

設計演習Ⅰについても遠隔で実施中ですが、これまでの課題内容では遠隔実施は困難だったので、課題全体を見直して進めています。

最終課題で住宅を考えることはそのままに、そこに向けてできる範囲で
・自力で情報をつかんで
・よく考えて
・手も動かす
ことを目指して、あと2つの課題を設定して動いています。

まずは授業開始（5/25）前に提示された事前課題「持続可能な住環境デザインと住宅を考える」についてご紹介します。
住宅について考える機会になる在宅でも視聴可能な動画を各自が視聴し、「住宅がもつもの」や「住宅に求めること」を考えて紹介するという内容でした。
各先生ごとのクラスタ内で発表会を実施したのち、6/4は全体に向けて選抜者が考えを発表しました。
オンラインですが資料提示などにおける学生の発表の手際がよく、遠隔であることを感じにくい発表会でした。

先生方がそれぞれの発表に随時コメントをして、発表会はまとめられました。

続いて、次の課題である「自室と周辺の環境調査」に入っています。
自室や自宅を題材に、スケール感や立地と建物の関係、環境と建物の関係などに気付くことが目標です。

このような感じで制限のある中ですが、各科目の中ではいろいろと方法や内容に工夫をして学生さんの成長に役立つ指導を進めているところです。