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2019年11月19日
学生風景
卒業研究14-人間-空気環境系研究室
当研究室は、人の生活周辺の空気質・においと人との関係を研究しています。
今年度は院生1名と4年生6名の計6テーマ(+α)体制ですすめています。
卒研の提出まであと1か月となりましたが、絶賛実験中・開始直前という状況です。
果たしてまとめ切れるのでしょうか…ちょっとドキドキします。
さて、記録写真からいくつかご紹介を。
まずは心理学チックな2テーマです。
左の実験は、におい環境下で時間の感じ方に影響があるか?を調べる実験で、ストップウォッチを握っておられます。
右は、嗅いだにおいを他者に伝えるために色やオノマトペがどれほど使えるかを調べる実験です。JISの色票が見えますね。どちらも考え方が難しい内容です。
続いて準備が大変だった研究たち…。
左は眼鏡型測定器を使った学習環境とにおいの関係を調べる実験で、参加者の方は測定器をつけて論文を読む作業をします。論文の選定や確認テストの作成、眼鏡がどれほど研究に使える精度かなど、準備が大変な研究です。
右は、マスキング臭の心理評価実験で袋に詰めたにおいを評価してもらっているところです。これも嗅いでもらう袋の準備が非常に大変で、濃度の決定や袋の洗浄など苦労している様子でした。
次の実験は、いろいろとお見せできない内容なので問題ないシーンのみ…。
気流と香りの実験なのですが、実験室に入る前に知的作業や生理量測定をしているところです。
あと他には、オリーブオイルの色と香りの評価実験を実施します。
1か月後には提出という状況ですが、しっかりと実験を終えてデータの取りまとめを頑張ってもらいたいところです。
P.S.
給排水設備研究(NPO給排水設備研究会)7月号にて概要が公開されています。
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⇒[人間・空気環境系研究室]