11/7の住環境設備A（2年）は、例年通り12号館の設備見学会を行いました。
この授業では、「建築設備」と呼ばれる空調･水回り･消火･電気などの設備の基礎を勉強します。

座学も大事ですが、設備は想像力の及びにくい内容であることから、自分たちの普段使う棟の設備を実際に見るという取組みを行っています。
施設課の皆様にご協力いただきながら、最上階の外調機と冷却塔、最下階の電気室と機械室、消防ポンプ室を見学しました。

中央熱源方式のこの棟は、冷温水配管がちょうど人間の血管のように館内全体を巡るシステムです。
そのイメージをつかむきっかけになっていて、建物に関する仕事の一つとして建築設備という分野も面白いのではないかと思ってくれればと思います。

この取組みはご退職された森山先生発案ですが、今年で6年目になりました。いつも快くご協力下さる施設課の皆様に篤く御礼しますとともに、学生の進路の視野を拡げるためにも是非今後とも続けていきたいと考えています。