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2018年07月21日

卒業研究12-人間-空気環境系研究室

当研究室は、人の生活周辺の空気質・においと人との関係を研究しています。
今年度は院生1名と4年生6名の計7テーマ体制ですすめています。

前期も終わりそうな時期になってきました。ここでは、人を対象とした研究を行うテーマばかりなので、「倫理的に大丈夫」なお墨付きをもらうべく、倫理委員会への研究内容の申請を行う時期です。
皆さん、頭を抱えながら過去の論文・学会発表梗概を読み漁り、におい・香りを自分で嗅いでみて研究の全体像をつかもうと必死です。

今日はその悪戦苦闘の一端をご紹介します。
4年生の研究生活の一例としてご覧下さい。

なにか建てています。
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この中で人ににおいを嗅がせる実験をするための小部屋を準備中です。
これは院生の南田さんのテーマ用です。

建てるシリーズその2。
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こちらも建てていますが、こちらは少し高めの気密性が必要なので大変です。
お金が潤沢ではないので、設計施工とも学生がやっています。
完成後は、この中で人が知的作業(計算や間違い探しなど)をします。
なお、左端のスーツの人は、ゼミ卒業生で現在は鳴門教育大院生の青木さんですが、なぜかたまたまここに居て手伝ってくれています。

続いてなんだかわからないシリーズ。
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医療用カニューラに水を入れています。内部の容積を測ろうとしているのですが、傍から見るとなかなかアヤシイ…。
建物の環境を考えるうえで室内空気環境も大事なわけですが、それを検証するためには「建築だからこうするのが普通」などと常識にとらわれてはいけないという一例です…たぶん。

最後に真面目な感じの一枚を。
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上で紹介した知的作業をゼミ生+数名が検証中です。
作業は経験するほど方法に慣れて成績が向上するので、その度合いを確認しておくのがよいことになります。
そこで、毎週繰返し知的作業に興じるわけです。作業内容も学生たちが過去の文献を参考にいろいろと工夫して作ってくれています。

全体ゼミでは勉強会やプチ実験&試行錯誤を繰返し、それ以外ではお互いの手伝いに追われてと非常に活発に卒業研究に取り組んでくれている印象があります。
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怪我や病気に気をつけて、引続きよい研究に育ててほしいです。

⇒[人間・空気環境系研究室]