R科の設計系演習は、基本を教わる基礎設計演習を1年生に受けたのちに2年前期で設計演習Ⅰを受けるという流れです。
設計演習Ⅰは、初めてオリジナルな建物設計に取組むことから、苦労する学生が毎年多い授業です。

これまでは、吉村順三の軽井沢の山荘の矩計図の模写でしたが、今年度は授業内容を少し改変しました。
最後の課題である住宅設計に向けて、学生が知識を増やして意識を高められるように工夫しています。

さて、本日は1日課題として、軽井沢の山荘の断面図の模写を行いました。
今井先生からは建物と吉村順三についてご紹介頂き、竹村からは環境工学的な建物の見方を説明しました。川上先生と白鳥先生から課題の説明を頂き、いよいよスタートです。

「聞いてるかー？」

紙を貼って、完成イメージを見せて頂いて…。

描く。

訊く。

描く。

一所懸命描いていましたが、時間切れでした。
少しでも建物の見方と表現方法が掴めていればよいですが…。

次週は、著名な建築家の住宅作品を取上げて、その考え方を紹介するプレゼン会があります。
どんな建物を選んでくるのか楽しみです。