10/29に、地球共生ワークショップ2016　成果報告会・特別講演が開催されました。
同ワークショップの展示会場にて、学生たちが実体験をまとめた動画や発表形式で紹介したほか、昨年度と今年度の2回渡航した院生の平井さんによる昨年度と今年度の活動の連続性と今年度の発展内容が解説され、さらに引率の寺本先生、白鳥先生からの所感・総括なども行われました。
また、ゲストスピーカーに多文化共生を考える機会としてアイヌ文化伝承者・ヴォーカリストの川上 容子氏をお招きして特別講演会を開催し、民族の口承による歌（ウポポ）などの実演を行って頂きました。

学生たちが作成した活動報告の動画です。ご覧下さい。（※音が出ます）





今回の活動は、「サスティナブル開発系ものづくり海外インターンシップ（フィリピン、セブ＆バンタヤン島）」という枠での活動であり、本学科だけではなく、都市環境工学科、建築学科、法律学科、経済学科の教員・学生と、フィリピンのサンカルロス大学の建築芸術デザイン学部、経営経済学部、工学部の教員・学生とを合わせた、学生94名と教員35名の協同の活動でした。そして、先の巨大台風の被害から立ち直り中の被災したフィリピンの4つのコミュニティの住民約160名も組み込んで、持続可能な開発や人道支援を提案・実施するために13日間の活動を行いました。
被災した4つのコミュニティがそれぞれに安定した生活の基盤をもてるような新たな生業を提案し、最終日にはそのコミュニティの結束と地球共生ビジョンを提唱する祭り「Festival of United One」を開催しました。

新たに創作したロゴ・貝の衣装・音楽・楽器・ダンスについて、現地での写真や創作物の実物を含めた展示会を11/2まで並行して開催中です。1号館の1階に設置してありますので、是非ご覧下さい。

展示会のご案内は［こちら］