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榊ゼミNO.1「安全?危険?すごろくワークショップ!」 -空間情報デザイン研究室-
今回報告するのは、
門真市立古川橋小学校の子供達と行ったワークショップ(以下略:WS)についてです!
「なぜ小学生と?」と思った人もいるのではないでしょうか?
空間情報デザイン研究室では、昨年古川橋小学校の5年生を対象としたWSを開催しました。
先輩方のWSの評判が良く、「今年もやってくれませんか」という依頼を頂き、今年度も小学生を対象としたをWSを行うことになりました!
このWSでは、小学生に危険な場所を発見する力をつけてもらうことを目的としています。
今回このWSに関わったのは、
空間情報デザイン研究室:院生1人+4年生10人+7月に配属されたばかりの3年生7人、合計18人です。
WS内容を企画するところから始まり、内容を考えられる期間は2か月!長いようで、すごく短いです。
子供達が校区のどこを安全だと感じ、危険だと思うのか…を話し合う場となるだけでなく、
「楽しく!かつ思い出に残るWSにしたい!」と話し合いながら計画を進めました。
単にWSと言ってもいろんなやり方がありますし、そのやり方も対象とする人によって変わります。
最初は、「先輩のWSをそのままやろうか?」という意見もありましたが…
その話し合いの中で、ついに、全員が賛同する意見が出ました。
それが「すごろくWS」でした!
「すごろく、めっちゃいいやん!」
「小学生に出してもらった意見をマス目にして、最後にすごろくというカタチで確認しながら遊んでもらおうっ!」
さらに内容を詰めていきます。
「小学生にわかりやすいルールを考える。」
「意見を出す時も楽しくしたい。」
「マス目はどういう形にするのか。」
問題は山積みでしたが、1つ1つみんなで考えて解決していきました。
そして、
「小学生に意見を出してもらう → 意見を旗に書く → 地図に刺してもらう」ことに決定!
とても見栄えの良い地図になりました。
進行が決まれば、次は小学生になりきりリハーサル!
準備物もたくさん!
小学生は、3年生から6年生まで約30人が来てくれました。
中には兄弟で来てくれた子達や昨年参加してくれた子も!
はじめは真っ白だった地図も、最後には旗でいっぱいに!
最後はみんなですごろくを楽しんで、大盛り上がり!
少し失敗してしまったり、トラブルがあったりしましたが、私たちの考えたWSをみんな笑顔で本当に楽しそうに取り組んでくれました。
自分たちの町をより深く考えてもらう機会になり、少しでも安全・危険について考えるきっかけになってくれていれば嬉しいです。
まだまだ報告したい事はたくさんありますが、
私たちの今回の活動について少しでもお伝えできたでしょうか?
自分たちの研究と並行で行う本当に大変な2か月間でしたがとても貴重な経験でした。
このような活動がこれからも続いてくれたら嬉しいです!
興味のある方はどうぞ榊ゼミ室まで!!
空間情報デザイン研究室 広報担当 4年 小島