2年生の設計演習では、初めて模写ではない建築設計を最終課題で行います。
とはいえ、初めてなのでどこからどう考えていけば良いのかわからないということで、昨年度から導入課題として、著名な建築家の住宅や格言についての調査発表会を第2課題として開催しています。

前年度の様子は［こちら］。

苦労しながら？も、なんとかそれぞれに活躍中、あるいは活躍されていた建築家の方々の考え方に対して感じた部分を紹介できたようです。次の設計課題における意図の感じられる作品の完成に向けて、他者の発表内容も含めて是非復習しておいてほしいところです。

そして、引続いて第3課題の説明です。
大学近くの敷地での住宅の設計課題ですが、依頼者の設定を自分で行う点がこの課題の特色です。住宅に対する価値観が要求される一方で、上記の第2課題でそれをフォローするステップを踏んでいます。

やらねばならないことの膨大さと限られた期限の厳しさに気付いている学生は、真剣そのものです。頑張って最終講評会への選抜を目指して欲しいものです。そして、ここから花開いていく学生さんが少しでも多く出ることを期待しています。