人間-空気環境系研究室の卒業研究実験のご報告です。
当研究室は、人の生活周辺の空気質・においと人との関係を研究しています。
今年度は、8名6テーマ体制で前年度より多いため、投稿頻度も前年度より多くなっています。

今日は、先日途中までご紹介したこの実験です。

アロマディフューザーで部屋に香りを飛ばしつつ…。

写真に見えるコード類が"脳波"、腕時計のようなものが"心拍"を測定する機械です。
見えにくいですが、右の写真の被験者さんは、"唾液"測定チップもくわえています。

そんな状態で、被験者さんには作業をしてもらいます。（この"作業"にも工夫が凝らされています！）
そして、「こころ」の状態を様々な方法でチェックして、香りとの関連を調べます。

いろいろな体の測定を同時に行うので、実験者は大変なのですが、まだ始まったばかり。まずは、精確なデータの取得ができるように期待しています。

住環境をデザインするためには、「人が感じるもの・こと」を明らかにすることも大事です。例えば、脳波や心拍などからリラックスや集中状態が推定できるので、そのような研究もこの分野では行われることがあります。

興味がある人は、研究室まで。
⇒[人間-空気環境系研究室