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2015年05月25日

2014年度卒業生による国際会議での研究発表(5/21)

5/19-22の日程で、AIC(国際色彩学会http://aic2015.org/)が開催され、本学科を2015年3月末で卒業した春田篤志さん(現在は企業にて活躍中)が自らの卒業研究の内容で発表しました。
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人生初の対外的な学会発表を英語で行うという高いハードルに果敢に挑んでくれました。
大先生がたに研究内容を紹介する風景です。
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次は、本人の希望により、店番を竹村が代わりにしている間に、他の方々のポスターに質問して回る姿です。
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お気付きになられたかもしれませんが、難航したポスター作りと併せて最大限苦労したのが英会話でした(写真でも海外の方との接触が少ない!)。英語でのコミュニケーションにはまだまだで、海外の方からの質問には固まってしまうこともありましたが、それもまた経験ということで…。これを機に、是非英語のコミュニケーションにも挑んで欲しいと願っております。

発表後にはバンケットにも参加し、国内他大学の先生方やメキシコの先生など、様々な方々と美味しい食事(国際学会の食事は美味しい!)を囲んだり甲板から夜景を見たりしながら打ち解けた様子でした。
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ある先生からの入社直後にあった英語体験話に、大きな刺激を受けたようでもありました。
以下、本人からのコメントです。
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初の学会が国際学会という、稀なデビューをいたしました。
学会の流れ等も全くわからない状況で、ポスターの翻訳にもギリギリまで時間がかかる始末…。
同期新入社員の方で、ミャンマーの方がおられるのですが、お話を伺うと、TOEIC満点だそうです…。
ミャンマーの方からすると、TOEICは中学生レベルの英語力だそうです。(とてもショッキングな一言でした。)
TOEICができるから必ずコミュニケーションが取れるとは言い切れないかもしれませんが、英語が理解できるだけで全然違いますよね。

これを機に普段から英語に触れること、また、めげることなく学会にも参加しようと思います。(まずは、国内の学会からですかね。)
いい経験も、ほろ苦い経験もでき、とてもいい経験となりました。
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学会への参加は、自分の取り組んだことに様々な立場や考え方からの助言をもらえる場です。出れば他の研究発表に興味を持てたり、楽しい先生方、企業の方々、学生さんたちと交流できたり、その後の人生にプラスなことがたくさんあります。そこで、どんどんと挑戦して欲しいのですが、なかなか学生目線ではハードルが高いようです。

この記事を読んだ在学生の皆さん、これから本学科を目指す高校生、中学生の皆さん、是非このような場への挑戦をして下さいね。

 

⇒[人間-空気環境系研究室