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2015年03月09日

「ちいさなカフェのデザイン」CAD課題作品展 活動レポート

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2015年3月7-8日に、「チルコロ京都」にて、空間表現演習1(CAD1)作品展「ちいさなカフェのデザイン」を開催しました!本作品展は、広報活動から展示計画、展示会運営までをすべて、学生実行委員8名が行いました。

準備作業から展示会当日までの活動を学生実行委員がレポートします!


◎2015年2月13日(金):展示会場下見◎

展示会場である「チルコロ京都」さんへ下見に行きました。この日は、壁の寸法を測ったり、お話を聞いたりしただけで(すごく緊張した)、レイアウトなどの話し合いは一旦大学に持ち帰りました…。

実行委員のN君がチラシのデザインを担当してくれていて、複数のチラシ案を持ってきてくれました。実行委員みんなで、どのデザインに良いかを話し合い、1つの案を選びました。そして、とてもかわいいチラシが完成しました。N君、本当にありがとう。

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◎2015年2月17日(火):話し合い◎

私たちの作品を「どのように壁にレイアウトして展示するか」、「展示会場でどのようなことをしたいか」などについて話し合いました。この日は、たくさんの意見が出てきました。

●色やコンセプトが似ている作品は固まらないように気をつけて展示する

●設計したカフェのおススメポイントについての作者のコメントを作品の隣に張る

●お客様に好きな作品に投票してもらう(バルサの板にシールを貼ってもらう!!!)

●みんなの作品にちなんだ写真を吊って飾る(これまで自分で撮っていた写真が役に立ったので、普段から好きなものや風景の写真を撮ることは大事だと思いました。)

ここまでの意見は、実現できました。そして、ここからは実現できず、ボツになった意見です。

●コースターやお菓子に感謝の言葉を書いてお客様に渡す

●来てくれたお客様の写真を撮って飾っていく(チェキがあればよかった!)

●準備作業風景の写真をまとめて、本にする

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話し合いの時点では「いいな」と思っていたのですが、作業が進むにつれて展示パネルを作成する作業が中心になってしまい、残念ながら、これらの意見は実現できませんでした…。

会場には、大きな机が2つとソファセットがありました。これらのレイアウトについても話し合いました。

周りの壁に作品を展示するので、大きな机は真ん中に固めてレイアウトし、お客様が展示を見やすいように、通路を広く確保しました。ソファセットには、お客様が荷物を置けるように、入り口近くにレイアウトしました。

 

◎2015年2月19日(木):作業1日目◎

まず、作品である図面を貼るパネルの大きさやデザインを最も重要視して、話し合い、試行錯誤を重ねました。

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第1案として、図面よりも一回り大きいスチレンボードに、図面、設計者のコメント、お客様からの投票シールを貼るスペースを設けることを考えました。投票シールを貼るスペースには、バルサ板を使おうというアイデアが出ました。これら全部を貼るためには「どれくらいの大きさのスチレンボードが必要か?」を計算して、この日の作業は終わりました。

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◎2015年2月23日(月):作業2日目◎

第1案の展示パネルを試作してみました。

スチレンボードを切って図面を貼ってみました。スチレンボードを図面より一回り大きく切っていたのですが、展示する壁が白いため、「余白は無い方が、図面が目立っていいな~」という意見が出ました。

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そこで第2案として、余白のないパネルを作ってみました。展示テストのために、第1案の余白ありのパネルと並べて、榊先生のゼミ室の壁に釘で打ち付け、この日の作業は終わりました。

◎2015年2月27日(金):作業3日目◎

設計者のコメントを貼るスチレンボードの形や背景の色について話し合いました。「どの図面とでも合う背景にしよう!」ということになり、木目の柄で統一しました。「コメントの文字も茶色で統一して、設計者に書いてもらおう!」ということになりました。形は、吹き出しに決まりました。

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◎2015年3月4日(水):作業4日目(最終日)◎

最終の作業日となったので、実行委員全員が集まって、展示する図面の印刷から始めました。そして、試しに、図面を貼るパネルの上下の余白を切り落とした後、図面の横に、コメントを貼るための吹き出しと、投票シールを貼ってもらうバルサ板を貼り付けてみました。すると、コメント用吹き出しと投票シール用バルサ板の間に余白ができ、スチレンボードが丸見えの状態になってしまいました。。。。

そこで、コメント用吹き出しと投票シール用バルサ板は、図面とは別にしてみました。この方がきれいにまとまりました!

最後に、作業最終日なので、展示の準備に必要なものを分けて持って帰ったり、忘れ物がないかを入念にチェックしました。重いトンカチなどはO君に任せました。ありがとう、O君!

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◎2015年3月7日(土):展示会1日目◎

朝10時に会場に集合し、展示の作業を始めました。展示会は13時からなので、3時間で準備を完成しなければなりません。はじめは、正直、まだ目が覚めていませんでした。そして、遠方に住んでいるNさんが展示に使う釘などを持ってくる役割だったのですが、少し遅刻してしまうというハプニングがありました。その後のNさんの申し訳なさそうな顔が忘れられません。

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その後、みんなで展示パネルのレイアウトを決めて、釘を打つ場所に印をつけたり、釘打ちをしたりして、無事作業を終えることができました。会場の外に置く看板も作って、展示会場の前に置きました。

お客様や先生方が来てくださって、いろんなお話をしたり、一緒にお茶を飲んだりして、楽しく過ごすことができました。ありがとうございました!また、コメントのパネルは、学生がひとりひとり手書きしたので、見る人に「どんなことを考えて作ったのか」が伝わっていたので嬉しかったです。

◎2015年3月8日(日):展示会2日目◎

この準備作業から展示会までを振り返ってレポートを書いた後、会場の片付けをして、使った道具や展示物を、みんなで分担して持ち帰りました。

展示会に来てくださったお客様、作業でお世話になった住環境デザイン学科準備室のみなさん、この空間表現演習1(CAD1)の授業でお世話になった牧尾先生、風戸先生、松本先生、展示会でお世話になったチルコロ京都さん、そして榊先生、ありがとうございました。下見から展示会当日まで約1カ月間作業が続き、みんなで集まったり、連絡を取りあったり、大変なこともあったけど、当日も含めて本当に楽しかったし、みんなで協力できたからこそ、展示会が成功したと思います!

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