ラボ紹介 LABORATORY

空間情報デザイン研究室

VR・AR・AI・CG・GIS(地理情報システム)などの空間情報技術を使用すると、大量のさまざまな情報を分析、可視化することができます。
これらの空間情報技術を駆使することで、多様な人が快適に暮らせる住環境を目指して研究しています。

研究活動

2023年度|主な活動

6月:体験型防災学習施設「あべのタスカル」見学(4年)
7月:門真市制施行60周年記念「ガラスケARフォトフレーム」制作(4年)
9月:ゼミ合宿@ロッジ舞洲(卒業生・4年・3年)
11月:子ども向け防災イベント「わがままドラゴンが大暴れ?!香里園を救おう大作戦!」企画・開催(4年・3年)
2月:第8回融合科学研究所講演会講演1名(4年)・ゼミ遠足(3年)
3月:建築情報学会学生レビュー発表3名(4年)

2022年度|主な活動

7月:デジタル教育施設「REDEE」見学(4年)
8月:日本建築学会大会発表1名(卒業生)
9月:ゼミ発表会&懇親会(卒業生・3・4年)
2月:日本図学会口頭発表2名(4年)
3月:建築情報学会学生レビュー発表2名(4年)

2021年度|主な活動

4月:災害情報学会発表2名(4年)
6~10月:Youtubeチャンネル「いとーくんと!」企画・配信(4年)
7月:「Super City / Smart City OSAKA 2021」参加
9月:ゼミ発表会&懇親会(卒業生・3・4年)
10月:ADADA Japan 2021 学術大会(アジアデジタルアートアンドデザイン学会)発表1名(4年)
2月:日本図学会発表2名(4年)
3月:建築情報学会学生レビュー発表2名(4年)
3月:災害情報学会発表1名(4年)

2020年度|主な活動

9月:ゼミ発表会&懇親会[オンライン開催](卒業生・3・4年)
11月:合同研究シーズ発表会展示[重複障がいおよび院内学級の子どもを対象とした造形活動ツール『ラクガキ』](3年)
3月:「あべのタスカル」見学会(3年)
3月:「萱島東地区」まちあるき(3年)
3月:ICTチャレンジ!発表会(3年)

2019年度|主な活動

8月:小学生向け防災ワークショップの開催@門真みらい小学校[ARを用いた避難訓練]
9月:ゼミ合宿@大阪市舞洲
9月:合同ゼミ[大阪市大 居住システム学研究室+大阪市大 環境図形科学研究室+神戸大学 光環境計画研究室+摂南大学 空間情報デザイン研究室] 
11月:防災まちづくりワークショップの開催@寝屋川市大利
12月:「なにわ建築フェスタ2019」展示会出展[ARを用いた避難体験]

学生の受賞

【2022年3月】
段奈々子さん(当時4年)が、建築情報学会「建築情報学生レビュー2021」で優秀発表賞(学部生部門)を受賞
タイトル: RaspberryPiを用いた「音声」「声量」「話者」「感情」の可視化によるコミュニケーション補助ツールの試作

【2017年12月】
吉村有輝さん(当時3年)が、日本図学会「2017年度秋季大会 ポスターセッション」で学生ポスター特別賞を受賞
タイトル:VRコンテンツの精度が歩行距離把握に与える影響

ゼミ活動

【3年生 スタジオ】
・子ども向け・自治会向けワークショップの企画・開催
・自治体と連携したプロジェクト
・フィールドワーク・見学会
・プチ研究
・プログラミングによるアプリ開発
・VRによる作品制作
【4年生 卒業研究】
・卒業研究進捗報告ゼミ
・フィールドワーク
・学会参加・発表

使用する空間情報技術(例)

研究テーマに応じて最適なソフトウェア・ハードウェアを選定し、学生自身が勉強しながら研究を進めます。
■3Dソフトウェア
Sketchup・Blender・Rhinoceros+Grasshopper
■ゲームエンジン
Unreal Engine 4・Unity
■GIS
ArcGIS・QGIS・SIS
■AR関連
A-Frame + AR.js・8thwall
■シミュレーション
Simtread2019(歩行者シミュレーション)・Artisoc
■プログラミング
Processing・Scratch
JavaScript・VB.net・Python・VBA・Visual C#
■ハードウェア
Rasberry Pi・HTC Vive・Oculus Quest

研究テーマ(例)

研究テーマは、教員と相談しながら学生自身が探します。
●いつでも・誰でも安心して快適に歩ける歩行空間をつくる
安全に徒歩避難できる密集市街地のまちづくり支援[GIS・MAS]
「もしも私のまちで地震が起こったら」仮想体験[AR・VR・CG]
小学生を含む家族を対象とした楽しい防災学習プログラムの作成[AR・GIS]
夏に気持ちよく歩けるお勧め観光ルートの検討 [GIS]
多様な人のための「最適歩行ルート」の調査・提案[GIS]
●誰もが楽しく、ダイナミックに造形活動できるツールの開発
ボタン1つでラクガキできるゲームの開発[ゲームエンジン]
多様なインタフェースによる造形活動支援ツールの開発[プログラミング]
●室内環境が子どもの行動に与える影響の連続的・定量的調査の試み
都市部の保育園における子どもの動きの自動観測[画像解析]

これまでの卒業研究

■2023
初めて歩く道における環境音が空間記憶に与える影響の調査推し活による混雑分散を促す情報提示手法の検討
地震対策への関心を高める要素の分析 ~大学生のSNS利用に着目して~
申告感情による感情分布地図の作成とその評価 ~感情推定技術の活用に向けて~
小学校低学年を対象としたAR防災まちあるきのプログラム開発 及び防災意識向上の効果検証
ホームセンターにおけるレジ行列緩和のための レジ周辺空間の分析
推し活による混雑分散を促す情報提示手法の検討 ~ライブ前後の過ごし方~
視線情報に基づく歩行空間構成要素の効果的な配置の検討 ~住宅地における植栽に着目して~
■2022
児童いきいき放課後事業の活動室を対象とした児童の満足度に対する考察
建物外観画像を用いた築年代の推定の向上の試み ~マスキングによる画像の二分化~
子どもが歩きたいと感じるまちの魅力とオノマトペ地図が歩行に与える影響
パラメトリックモデリングによる360度全方向に調整可能なランプシェードの提案
絵コンテが防災学習の知識定着に及ぼす影響 -天ぷら油火災を対象として-
建築的視点から見た階段の問題を緩和する情報提示手法の検証 -AR情報提示と物理的情報提示との比較-
VR空間における姿勢がコミュニケーションに及ぼす影響
■2021
自走式車椅子での走行困難場所の評価
Raspberry Piを用いた「音声」「声量」「話者」「感情」の可視化によるコミュニケーション補助ツールの試作
地域の歴史と防災知識を学ぶまちあるきゲームの開発~ロケーション型ARアプリCERD-ARを活用して~
聴覚障害のある保護者のための子ども見守りモニターの試作と評価
VR空間における景観構成要素と歩行感覚の関係
多目的トイレの利用状況確認ツールの製作
寝読書時の寝姿勢と道具の使い方に関する調査
住民の避難経路検討を支援する情報可視化手法の検討
子どもの待ち時間を楽しくするためのWiiリモコンを用いた造形活動ツールの開発
■2020
街路緑化による温熱環境改善効果シミュレーション
関西都市部の大規模地震時の徒歩帰宅行動に伴うトイレ不足に関する研究
収容人数に着目した津波避難ビルの検討
VR空間における座席レイアウトが創造活動に及ぼす影響
全天球画像を用いたVR移動実験による画像間距離の検討
防災教育のためのマーカーレス型道路閉塞AR体験ツールの制作
■2019
夏季の大阪観光地巡りにおける日影ルート作成~道頓堀周辺を対象として~
複合災害を考慮した津波避難シミュレーションによる避難所要時間の検討
Deep Learningと建物外観画像を用いた築年代推定の影響箇所の考察
肢体不自由と知的障がいの重複障がいを有する児童を対象としたスイッチ教材の制作-視覚的変化と音に着目して-
ARを用いた道路閉塞を体験するツールの制作
道路閉塞に対する危険意識の向上を目的としたワークショッププログラムの開発と実践
大地震発生後における瓦礫への接近が与える歩行可否の影響
土地利用ごとに求められる街路樹のあり方
■2018
マルチエージェントを用いた避難シミュレーションによる密集市街地対策の評価
肢体不自由児を対象としたスイッチで遊べるペイントゲーム「FREEDOM PAINT」の提案
大阪北部地震の摂南大学学生への影響
Deep Learningを用いた建物の築年代推定の試み
HMDを用いた自由歩行による経路選択行動に関する研究
住民の共助が避難成功に与える影響―萱島東1丁目南を対象として―
■2017
識別距離に着目したVR空間の省略作成手法の提案 ~住宅地を対象として~
大地震発生時の道路閉塞が及ぼす避難困難性の評価と対策の効果検証 ~密集市街地 萱島東地区を対象として~
画像上に記載されたオノマトペが情景伝達に与える影響 ~文字の大きさ、フォント、色に着目して~
災害後の子どもの居場所に関する調査 -益城町立広安西小学校を対象として-
飼い主の避難行動調査に基づく ペットと避難しやすい環境の考察
地震避難ワークショッププログラムの開発・実践とワークショップで得られた地域課題
■2016
雨天時の快適な移動のための雨避け歩行空間ネットワークデータの作成の試み
通学路における見守りが必要な場所に関する調査
歩行者の経路選択に影響する要素の抽出と重要度算出~個人の嗜好に適した歩行経路案内システム構築のための基礎的研究~
VRコンテンツの精度が歩行距離把握に与える影響
密集住宅地区を対象とした地域の発見・地震防災ワークショッププログラムの開発と実践
「土地鑑」に対する捉え方の調査および「土地鑑評価質問紙」の作成
フラクタル図形の視線の通り方~窓に設置した場合に着目して~
HMDを用いた仮想空間と現実空間における室構成の把握の違いに関する
街歩き動画を用いた空間記憶力の改善訓練の提案と考察
地震発生後の道路閉塞状況における人の通行可否判断に関する調査
■2015
震災時の道路閉塞要素に関する分布調査及び住民認識調査‐塀や電柱などの測定調査を通して
Space Syntax理論を用いた歩行者交通量の推定に関する研究‐住宅地を対象として
1mメッシュを用いた道路閉塞シミュレーション方法の開発と評価‐密集市街地における住民避難を想定して
没入型ヘッドマウントディスプレイによる空間の大きさ認識特性の検証
ワークショップ手法を用いた小学生の通学路安全に関する意識調査
レコメンドナビシステムが徒歩移動の回遊性に与える影響
■2014
寝屋川市を対象とした魅力的な地名に関する調査―建物名に使用される頻度と空間分布に着目して―
高齢者の生活に必要な施設へのアクセシビリティに関する分析―坂道における移動負荷と加齢による体力低下を考慮して―
安全性に着目した歩行空間評価と歩行者の状況に適した経路の提案
「土地勘」の有無による人の行動・経路選択の違いに関する考察
文献調査を基にしたレーザースキャナの使用実績調査と機種選択補助資料の作成
環境測定とアンケート調査に基づく自習室の改善提案と実践
立地環境からみたコンビニエンスストアの提供サービスと店内構成の特徴に関する調査
保育施設における視点高さの違いに着目した3次元可視分析
■2013
自習室における居心地に関する研究 -アメニティマップに基づく学習環境の改善提案と実践評価-
公共空間における吸い殻のポイ捨て実態調査・分析 -京都市中心部を対象として-
移動手段と交通規制情報を考慮した住宅と生活利便施設の近接性の分析
防犯性に着目した街区公園の監視性と周辺環境の分析の研究-大阪市都島区毛馬町を対象として-
放置自転車の分布傾向と駐輪を誘発する空間的要因に関する研究
寝屋川市における緑視率の調査及び鉢植えなどのあふれだしに関する研究
寝屋川市における公共トイレの配置関係と質的評価からみるトイレ空白地帯に関する研究
安全性と快適性から見た歩行空間の評価と歩行ルートの提案 ―寝屋川市駅~摂南大学を例に―
3DCADを用いただんじりの製作工程保存に関する研究

関連トピックス

担当教員

ラボ一覧へ